来年6月にも—と期待が高まる富士山の世界文化遺産登録。実現すれば県東部に新たな価値が加わる。サンフロント21懇話会が本年度の活動方針の一つに掲げる「富士山周辺の観光連携の促進」が大きく前進する。10月の「風は東から」は、この新しい価値を地域の活性化にどう活用するかを探った。懇話会代表幹事で日本富士山協会会長を務める岡野光喜スルガ銀行社長と、懇話会会員で富士五湖観光連盟会長を務める堀内光一郎富士急行社長に聞いた。
[サンフロント21懇話会企画] シリーズ7
岡野光喜 スルガ銀行社長 慶大卒業後、富士銀行勤務を経て入行。1985年頭取、98年より社長兼CEO。日本富士山協会会長、富士山世界遺産センター(仮称)基本構想策定委員会委員
堀内光一郎 富士急行社長 慶大卒業。1983年日本長期信用銀行入行。88年富士急行入社、取締役、専務取締役を経て89年より現職。富士山会議理事、富士五湖観光連盟会長