アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」で盛り上がる沼津市。多くのファンが訪れるようになり、ラッピングバスやタクシーが走り、夏まつりのポスターや広報ぬまづの表紙を飾るなど、同作品を目にする機会が増えるにつれ、特定の人だけを対象としたブームではないことが次第に認知されてきた。9月の「風は東から」はアニメを起爆剤にした地域振興を取り上げる。オタク文化にとどまらない、地域活性化の本流につなげる方法について、関係者に聞いた。
[サンフロント21懇話会企画] シリーズ6
■10月からTVアニメ2期が始まる「ラブライブ!サンシャイン!!」
■作品とコラボレーションしたラッピング電車(上)とのっぽパン(左下)。右下は「広報ぬまづ7月1日号」の表紙
先日、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の発表があり、昨年の大ヒット映画「君の名は。」のモデルとされる岐阜県飛騨市とともに沼津市も選定された。 10月からはテレビアニメの2期の放映も始まる。市も、内浦地区のフリーワイファイの整備など、受け皿づくりに力を入れていく。
■「次のシリーズで地元のどこが取り上げられるのか、今からとても楽しみ」と語る土屋雄二郎 会長