新素材・セルロースナノファイバー(CNF)は、木材などから取り出された直径数十ナノメートル以下の繊維状物質。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度、熱による膨張・収縮が微小などの優れた特性を持つことから、多様な用途での製品開発が進められている。4月の「風は東から」は、先月行われたサンフロント21懇話会富士山地区分科会のパネル討論を取り上げる。パネリストに、静岡大学農学部の青木憲治特任教授、県産業振興財団の望月誠副理事長、小出宗昭富士市産業支援センター長を迎え、CNFの可能性について議論した。コーディネーターは静岡経済研究所の大石人士常務理事(サンフロント21懇話会TESS研究員)。 |